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ハイブリッドアプリ[ツール編]

[ 2014年12月16日 ]

先日ハイブリッドアプリが出現するまでの話をしましたが、今回はハイブリッドアプリを作るのに何を使うかというお話です。

ツールとしてはオープンソースの開発ツールが有名です。
eclipseなどがよく使われていると聞きます。

開発ツールと聞くと以前は大手メーカー製のものが中心でした。
代表的なものはマイクロソフトのVisual Studioですね。
昔はVisual-C、もっと昔はMS-C。
その頃はboland-C++やLattice-Cといったサードパーティーの開発ツールメーカー製品もありましたが、Windows時代になってVisual-Cが登場してからはだんだん廃れて、Visual Studio以外は見かけなくなりました。

ですが、現在はオープンソースの開発ツールが大きな勢力を作っています。
プラットフォームの多様化に伴い、状況も変わっていたわけです。

ハイブリッドアプリはスマホ用のアプリのため、そもそもマイクロソフトが関係しないという点も、この状況の原因の一つでしょう。
(Windows Phone は日本はもちろん、米国でもあまり普及していないので、それ用の開発ツールも「主流」にはならない訳です)

それが先月、状況が変わる事になりました。

Visual Studioの最新版(Visual Studio 2013)がハイブリッドアプリの開発をサポートしたのです。
つまり、マイクロソフトのツールでAndroid用やiOS用のアプリを作れるようになったのです。
(iOS用を作るのにMacが必要なのは相変わらずですが)

Visual Studio に Apache Cordova を入れることで、ハイブリッドアプリが作れる環境になります。

ここまでは(条件次第で)無償でいけます。

なお、今回Visual Studioには(現状有償で今後もそれなりの商品を作る気なら多分有償ですが)ほぼネイティブ動作をするスマホアプリの開発環境も用意されました。
Xamarinというものをサポートしたと報じられています。
これを使うと、C#でAndroid用とiOS用のアプリを開発できるそうです。
同じソースとはいかないようですが、同じ言語でいけるわけです。
(本来はAndroidはjava、iOSはObjective-C)


とりあえず、遅いうえに知らない間に起動しなくなったりするeclipseを使わなくてよい分、ハイブリッドアプリが一歩身近になった気がします。
(Visual Studiomも同じ病にとらわれなければ良いのですが。遅いのはeclipse自身の問題でも、動作がおかしくなるのはeclipseの責任ではないので。)

プラットフォームが単一化への道を進むように、開発ツールも単一化へ進むのかもしれませんね。
学習コストの節約には良いと思います。