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モバイル ファースト インデックス [ 2018年04月04日 ]

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検索エンジンの世界で最近大きな動きがありました。
それが表題の「モバイル ファースト インデックス」。

Google検索の結果が変わる大事件です。

...と言っても、ほとんどの人にとっては、そんなに大騒ぎする話ではありません。

では「モバイル ファースト インデックス」とは何なのでしょう。

これを理解するためには、まず、Google先生がどうやって検索結果に表示するウェブサイトの一覧を作っているかを知る必要があります。
とはいえ、そんなに難しい話ではありません。
Googleが用意したロボットと呼ばれるソフトが様々なウェブサイトを読み、それを評価してデータベースに記録する。
そのデータを元に検索結果が作られるわけです。

で、この「評価」の部分が肝なのですが、
これまでは「パソコン用のページ」を読んで評価していました。
別に「スマホ用のページ」があれば、スマホからの検索時には、それによる補正もしていましたが。

それが「モバイル ファースト インデックス」の導入により
「スマホ用のページ」を評価のベースにしたのです。

この結果、どうなるのでしょうか。

それは皆さん、普段やっている検索の結果を見ると良いでしょう。
一部のキーワードを除き
 大して変わらない
のではないでしょうか。

多くの人が検索して上位に来るサイトの多くは「既に」スマホにも対応しています。
そのため、変化に気づく人はあまりいないでしょう。

ただ、企業の方や、個人でも自前のホームページを持っている方は、事情が違いますね。
「自社(自分)のサイトの順位」や「ライバルサイトの順位」が大きく変動しているケースも少なくないでしょう。
他所の変化には気づかなくても、自分(や注目しているライバル)のことだと気づくものです。

では、どういうサイトが「大きな影響」を受けるのでしょう。

実はスマホ対応に着目すると、ウェブサイトには3種類ある事がわかります。

1.スマホに完全対応しているサイト
2.スマホに限定的に対応しているサイト
3.全く対応していないサイト

このうち、1と3には影響はありません。
厳密には3には多少影響が出ますが、それは「モバイル ファースト インデックス」が入る前から微妙に影響していたものが、より大きくなるだけで本質的な影響はありません。

なぜ2が「大きな影響」を受けるのか。

2のタイプには
 パソコン用のサイトはフルコンテンツ
 スマホ用のサイトは簡単な概要だけ
という形式のサイトがよくあります。
アクセスした相手によって、表示するコンテンツのトップページurlを切り替えるタイプです。
スマホ用の部分は大昔のi-mode用のサイトをスマホ用に手直ししただけといったケースもありますね。

この場合、どうなるか。

・ロボットが最初にサイトトップにアクセスします。
・そこで、スマホのサイトに飛びます。⇐[ここがこれまでと違うところです]
・そこから評価を開始。
・リンクをたどって各ページを評価。
・終了。

ここで、サイトトップに戻ってパソコン用のサイトの評価に進むことはありません(と言われています)。
つまり、Googleはスマホ用の簡単な概要だけでサイトを評価してしまいます。
コンテンツ不足で低評価となり、順位が下がるわけです。

ちなみにこのロボットによるアクセスは「あらかじめ」行われるものです。
誰かがGoogleの検索入力欄にキーワードを入れたときにロボットが出動する訳ではありません。
つまり、「パソコンで検索してもスマホ用のサイト評価に従って結果が表示される」のです。

1や3のタイプではリンクされているすべてのページが評価されるので、これまでコンテンツ不足でなかったのなら、これからもコンテンツ不足にはなりません。
SEOをウリ(というか商品)にしているサイトなどでは、3のタイプも「大きく下がる」と脅していたりしますが、それは所謂営業トークと思って、話半分に聞いておけばよいと思います。
もちろん、間違いなく下がるのですが、2のタイプのように劇的な変化は起きないでしょう。
(むしろそういうサイトは古臭いデザインや操作性なので、そちらを気にすべきでしょう。検索結果の前後にいる他のサイトはスマホ対応していることが増えるため、古さが際立ちます。それが直帰率や滞在時間に影響し、結果として「さらに順位が下がる」のです。)

ちなみに1のタイプのサイトとはどんな造りかと言いますと、コレ2つのタイプに分かれます。
1a.レスポンシブデザインでパソコンもスマホも同一コンテンツ
1b.パソコン用とスマホ用で別コンテンツで、スマホ用もフルにコンテンツを用意

昔は1bのタイプが多かったようですが、更新コストが大きいので最近は1aのタイプが主流です。
そういう意味では3のタイプは「1aの出来損ない」と言えるのかもしれません。

ここ数年制作・リニューアルした弊社のお客様のサイトですと、その多くが1aのタイプでのスマホ対応になっています。
Googleが「モバイル ファースト インデックス」を実施することにした背景には
 「スマホからのアクセスが過半数を超えた」
という説明がよく聞かれますが、
 「スマホ対応のサイトが多数派になりつつある」
という事もあるのではないかと思います。

ではどんな対策をすればよいでしょうか。
それぞれ見ていきましょう。

■1a.レスポンシブデザインでパソコンもスマホも同一コンテンツ
■1b.パソコン用とスマホ用で別コンテンツで、スマホ用もフルにコンテンツを用意
「モバイル ファースト インデックス」になったからと言って、新たに何かする必要はありません。
これまで通りのSEOを続けましょう。

■2.スマホに限定的に対応しているサイト
速やかに対策が必要です。
あなたのサイトが検索結果から消え去るのはスマホで検索した時だけではありません。
「パソコンで検索したとき」も同じなのです。
最初に1aか1bのどちらで行くか決めましょう。
お勧めは1aですが、サイトデザインによっては違うかもしれません。

■3.全く対応していないサイト
そのままでも(現時点では)検索結果から消え去る事はありませんが、Google先生は許してもお客さんが許してくれるかどうかは別の話です。

スマホ非対応のサイトをスマホで見ると、目立つものだけでも
 字が小さくて読みにくい
 ボタンやリンクが小さいうえに近すぎて指で正しくタップするのが難しい
 内容が画面からはみ出して見づらい
といった問題があります。

これらはGoogle先生も認識し、あなたのサイトの評価をゼロにはしないまでも、少しずつ悪化させています。
あなたのサイトが
 「全世界で唯一の独自コンテンツでライバルなど居ない」
とか言うのでなければ、近いうちにリニューアルをするべきだと思います。
たとえ
 「ウチのサイトはPC専用のツールやゲームを配布しているだけだから、スマホで見るやつはいない」
場合でも、スマホ対応しないと検索結果の順位が今後徐々に下がっていくのですから。
2と比べれば緊急性は低いのですが、逆にその分時間をかけてリニューアル計画を立てて実行すると良いでしょう。

◎余談
エルシャダイというゲームの素材がフリーで使えるようになったそうです。
エルシャダイ 無料倉庫

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「大丈夫だ。問題ない。」
2のタイプのサイトの場合、その先のシーンは...。
(気になる方はゲーム自身のCMを見ると良いでしょう。)