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Googleのコアアップデート2021夏

Google検索での順位は誰もが気にするものだと思います。
その順位はGoogleが様々な情報を処理して、判定した結果です。

その判定するロジックは固定ではなく、随時小さな調整が行われていると言われています。
ただし、時折「大きな変更」が加えられることがあります。
サイトによってはその影響で検索順位が大きく変動する事もあるようです。

1. コアアップデートとは何?

Googleがサイトを評価する方法や基準などを大きく変えるアップデートをコアアップデートと呼び、年数回行われています。
影響を受けるサイトも多いためか、事前に予告されます。

とは言うものの、通常は予告されるのは実施時期だけですので、「検索結果が大きく変わるかも知れないですよ」という事しか判らないため、事前に対策を取るといった事は行えません。

SEOについて解説している方々が口をそろえて言うのは
 「基本的な対策をすればよい」
です。

弊社の見解も同じです。

テストで言うなら、出題範囲に合わせた一夜漬けをするんじゃなくて、日ごろからちゃんと勉強をするべきでしょう。
という事ですね。

その通り、Googleを騙そうとするような「変なSEO」をしていると、突然圏外なんて事もあるかもしれないけど、真面目にしっかりきちんと作っているサイトなら、影響は小さいから慌てる事は無いね。

でも、真面目にしっかりきちんと作るというのも、実は簡単ではありません。
それに、今回はいつもと少し違う事情もあったりします。
これについては、後で解説します。

2. 今回は2回に分けて行われます

今回のコアアップデートは今月(6月)と来月(7月)の2回に分けて行われると発表されています。
分量が多いため、分ける事になったようです。
今月のコアアップデートは既に行われ、サイトによっては影響が出ているようですが、今のところ対策については様子見な所が多いと思います。

これは、今良い対策を思いついて実施しても、来月のコアアップデートで無意味になったり逆効果になる可能性があるためです。
実際、Googleも6月のアップデートで順位が変動しても、7月のアップデートでそれが逆になる事もあると言っています。

このため、今回のコアアップデートの影響を受けての対策は、来月以降に行う事となるでしょう。
では、その対策とは何でしょうか。
最初に示した「基本的な対策」と違うのでしょうか。

3. 目玉はコアウェブバイタルの追加

今回のコアアップデートではコアウェブバイタルの追加があるとされています。
これが追加されることで、新しいSEO対策が見えてきます。
そして、いつもと違い、対策すべき点が既に分かっていたりします。

コアウェブバイタルとはGoogleが「ウェブバイタル」と呼ぶいくつかの指標のうち、特に重視されている3つの指標の総称になります。

LCP(Largest Contentful Paint)

ページ表示速度を表す指標です。
ページを表示したときに、メインとなるコンテンツが表示されるまでの時間で決まります。
時間ですので、値が小さいほど良い事になります。
表示が遅いページの評価は下がると言う訳です。

FID(First Input Delay)

ユーザーの行動に対する反応速度を表す指標です。
ここで言う「行動」とは、フォーム項目への入力や、ボタンのクリックなどを言い、ページのスクロールは含まないとされています。
反応の悪いページはユーザーの印象も悪くなりますよね。
それを判定する指標を明示した訳です。
これも時間として表されますので、値が小さいほど良い事になります。

CLS(Cumulative Layout Shift)

色々ネットを見ていると、ページを開いて見ているときに突然レイアウトが変わるという事態に遭遇された方も多いと思います。
これは画像など、遅れて表示されるコンテンツが表示されたときに発生するのですが、近年では多くの場合犯人は広告ですね。

この間リンク先を見ようと思ってクリックしたら、その瞬間に広告が急に現れてきて、そっちに飛ばされました。
あれ、わざと広告をクリックさせようとしているんですか。

わざとかどうかはサイトによりけりだと思うけど、そういう広告の出方をするページは評価が下がる事になるね。
僕が見たあるサイトだと、広告が出た瞬間、メニュー以外真っ白になった事があるよ。

えー、本文消えちゃったんですか?

消えたんじゃなくて、カラム落ちしたんだ。
広告の横幅が長くて、サイドメニューと共存できなかったんで、全部サイドメニューより下に行っちゃったという話。
フルスクリーンで表示していたら平気だったんだろうけどね。

結局は、ユーザーを困惑させる動作をするページは評価が下がるという訳です。

ところで、これに3つは数値で表されるのですが、どうやって調べれば良いでしょう。

4. コアウェブバイタルってどうやって調べる? Lighthouseを使おう

コアウェブバイタルが追加されるのは判りましたが、調べる方法が無いと対策できないんですけど。

そこはGoogleも抜かりないよ、簡単に調べる方法が用意されてる。

コアウェブバイタルを調べるにはいくつか方法がありますが、簡単なのはchromeやEdgeでF12を押すと出てくる「DevTools」でしょう。

調べたいページを開いて、F12を押してDevToolsを開きます。
いくつもあるタブの中に「Lighthouse」というタブがあります。
これで調べることが出来ます。

オプションがいくつかありますが、通常はそのままで良いでしょう。
「レポートの生成」(英語で表示されているなら「Generate report」)という青いボタンを押すと、調査が始まり、しばらくするとレポートが表示されます。

今やってみたところ、メニューなどが日本語になっていても、レポートは英語でした。
本文の英文は判らなくても、細かい事は専門家が見ればよい部分なので、とりあえず一番上の円グラフを見るだけでも良いか悪いかの傾向はつかめます。
傾向を見て良くなければ改善を考えましょう。

コアウェブバイタルの各項目の数値は秒などですが、このレポートでは、最終的な評価を100点満点にして表示してくれます。
ですので、「数字を見ても良いのか悪いのか判らない」と言った事にはなりません。

現在はこの評価のうち、どこまで検索順位に影響しているかは判りません。
判らない事自体はコアアップデート後も変わりませんが、重要度が上がるのは確かだと思われます。

改善すべき点が大きい(円グラフで表示されたスコアがとても悪い)場合ば、コアアップデートの実施とは関係なく、改善を検討しましょう。
そしてコアアップデート後に検索順位が悪くなった場合は、真っ先にこのコアウェブバイタルをチェックすると良いでしょう。

どのグラフも数値が悪い場合は、改善を考えるより、いっそ全面リニューアルしたほうが良いかもしれない。
業者に依頼するときは、コアウェブバイタルが良くない事も伝えよう。

5. まとめ

  • コアアップデートはGoogleが年数回行っている検索エンジンの改良。
  • 今回は2回に分けて行われるので、1回目の結果だけで慌てて対策をする必要はない。
  • 対策が必要なら2回目のコアアップデート後にやるのがお勧め。
  • 今回はコアウェブバイタルの追加が予定されている。
  • コアウェブバイタルの各指標は現時点でも調査可能で「Lighthouse」を使うのが楽。

今のうちに各ページのコアウェブバイタルについて調べておいて、数値の良くない部分を確認しておき、7月予定のコアアップデート後に、状況を見て改善計画を立てて実施するのが良いでしょう。

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