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Google検索結果の新仕様、ファビコンとサイトタイトルが出るようになりました。

最近Google検索で「目に見える」変更がありました。
それは、検索結果で、1行目にファビコンとサイトタイトルが表示される様になったことです。

ところが、そのことで少々妙な事が発生しています。
というのも、この「サイトタイトル」ですが、実はサイトのタイトルではなく、ドメインルートのサイトのタイトルなのです。

1. 新しいGoogle検索結果では、サイトタイトルとファビコンが表示される

弊社社長のブログとして「札幌のホームページ制作会社社長「さとたく。」ブログ」というものがあります。
このブログに「WordPressが初期化されデータが消失したサイトを復旧した方法」という記事があります。
では、この記事を検索してみましょう。

このように、サイトのタイトルは「ディーエーオー」となっています。
「札幌のホームページ制作会社社長「さとたく。」ブログ」ではありません。

実は設置されているドメインがdao.jpなので、dao.jpの情報になっているものと推測されます。

ちなみに、ドメインにタイトルが設定されていない場合は、ドメイン名が代わりに表示されます。

ファビコンについては状況不明です。
dao.jpとも、ブログのものとも違っています。

2. タイトルが異なると、検索結果で混乱が生じる可能性がある?

弊社社長ブログの場合は、そう大きな問題では無いのですが、アフィリエイトをされている方や、古いホームページをずっと使われている場合、困る事があります。

アフィリエイトをされている方が直面する問題

アフィリエイト向きSEOとして、Googleからの評価の高いドメインを使ったサービスを利用するという手法があります。
独自ドメインを取得せず、レンタルサーバー業者のドメインのまま、ページを構築するやり方です。

新しく無名のドメインよりも評価が高いため、検索順位も上になりやすいという発想です。

ところが、この方式を使っていると、タイトルとして業者の名前が出てしまうのです。
検索結果には、自分が構築したサイトの名前は出てこず、ページのタイトルだけが出ます。

売りたい商品に関連するサイトタイトルを付けていても、検索結果には載らないのです。
それどころか、その商品とは無縁の「サーバー会社」の名前が出ては、クリックする人も減ってしまうでしょう。

ネットに詳しい人ならドメインまでチェックするでしょうが、一般の方はタイトルで判断することがほとんど。
そのため、これまではうまく機能していたのですが、今後は厳しいかもしれませんね。

古いホームページを運用している場合に遭遇する問題

昔、それも20年くらい昔ですと、経費を減らすためにプロバイダーの無料サービスのホームページスペースを使って、個人商店や開業医の医院のホームページをビルダーなどで作ると言うのは、よくあった事です。

現在では、そういったホームページの多くは、サービスの終了などで、引っ越しの際にドメインを取得したりして、独自ドメインのホームページになっている事が多いと思います。

ですが、何事にも例外はありますし、引っ越し先でもドメインを取得しないでレンタルサーバー業者のドメインの下に構築するケースもあります。

そうなると、「喫茶**」のページだったのに、検索結果には「〇〇インターネットサービス」みたいな名前で表示される事に。

3. Googleの検索結果に自分のサイト名を表示する方法

違う名前で出てしまっては困りますよね。
ですが、実はトップページを検索して欲しい場合は、問題は少なくなります。

実例を見てみましょう。
ネット界隈で「古いホームページ」として有名な俳優の阿部寛さんのページを検索してみます。

やはり1行目は業者の名前(niftyホームページサービス)になっています。
ですが、2行目のアドレスに続く3行目には「阿部寛のホームページ」と表示されています。

弊社社長ブログの場合も、記事のページが検索された場合は「記事タイトル」が出ていましたが、サイトトップが検索対象の時は「サイトタイトル」が出ています。

とはいえ、検索するのは利用者さんですから、サイトトップが検索対象とは限りません。
喫茶店なら、トップページが結果に出ていれば「〇〇インターネットサービス」の「喫茶**」で、これはこれでちょっと格好が悪いのですが、一応名前は出ます。
ですが、メニューのページが検索されていると「〇〇インターネットサービス」の「お飲み物メニュー」とかいう謎の事態になっている訳です。

阿部寛さんの場合も、「阿部寛 映画出演」で検索すると映画出演のページがヒットします。

ですが、このようにサイトタイトルが無いため、公式サイトというより、どこかのファンサイトのように見えてしまっています。

阿部寛さんのように古い事がステータスになっているような場合はともかく、一般の個人サイトや零細企業・商店・開業医のサイトなどの場合は、これを機にドメインを取得して、それが反映できるようにリニューアルを考えてみてはどうでしょうか。

長らく更新されていない場合などはスマートフォンにも対応していない可能性がありますから、これを機に全面リニューアルも良いかもしれません。

4. 検索結果への影響を考えて引っ越しはしたくない場合はどうする?

アフィリエイトなどで、今のままで行きたい場合はどうすべきでしょうか。
ドメインを取得しては、「強いドメイン」のメリットは無くなってしまいます。

この場合、多くのケースでは独自ドメインと強いドメインを天秤にかけて、どちらのメリットが大きいかで判断すると良いでしょう。

独自ドメインを選択しない判断もアリですが、構築しているサイトが普通のホームページのように、複数のページから構成されている場合は、検索内容次第ではサイトタイトルが見えなくなってしまうので、レターと呼ばれる1ページだけのサイトに変更すると良いかもしれません。
つまり、ページタイトル=サイトタイトルという状態にする訳です。

ワードプレスを使っていて、幾つものページや投稿を使っている場合は、レターを作れるテーマに変更して、リニューアルするという方法があります。

5. まとめ

  • 検索結果にはドメインルートのタイトルが最初に表示される
  • このタイトルは、独自ドメインで無い場合、自分のサイト名とは異なる表示になる
  • ビジネスで利用している場合、これを機に独自ドメインへの移行を検討すべき
  • あまりに古いサイトはスマートフォンにも対応できていないので、リニューアルも検討

ホームページのリニューアルに関心のある方は、ご相談ください。
ディーエーオーでは豊富な経験と最新知識から、お客様に最適なリニューアルをご提案いたします。
もちろん、ドメインの取得とサイト引っ越しまでで済ませようという場合でも大歓迎です。

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