2017年2月3日(金)にGoogleが、ウェブマスター向け公式ブログで、
日本語検索の品質向上にむけてと題して
Google は、世界中のユーザーにとって検索をより便利なものにするため、検索ランキングのアルゴリズムを日々改良しています。もちろん日本語検索もその例外ではありません。 その一環として、今週、ウェブサイトの品質の評価方法に改善を加えました。
と発表しました。
具体的には、一般におまとめサイトと言われる、キュレーションサイトに対して、評価を下げるという対策を打ち出したということです。
明らかに、DeNAが運営し、問題となったことも影響していると考えられますが、多くの人たちが検索をするとキュレーションサイトが上位に出てきて、どれもこれも似たようなコンテンツで同じようなことを書いていて、どこかのライターさんがコピーだとバレないようにリライトしているため、日本語のつながりがおかしくなっていたり、信憑性の無い情報になっていることに不満を持ったためと考えられます。
その不満の矛先が、Googleに向かい、Googleも対応せざるを得なかったということでしょうか。
話は、少しずれますが、YouTubeも検索すると、YouTuberと思わしき、静止画に文字が流れるようなコンテンツが幅を効かせ、見ている人たちの不満がたまってきているので今後対策されそうな気がします。
ということで、内容云々ではなく、誰が言っているのか、そしてサイトそのものに好感度が持たれるかどうかが重要になっているんでしょうね。
と書いているときにも、クライアントから電話が来ました。
その方が言うには、お客さんから
「ネットで検索したら、営業しているのに、本日休業と書いてあった。そしてお客さんが書き直せるので書き直しておいたよ。」
と言われたそうです。
それでびっくりして、
「うちのホームページは誰でも書き直せるのかい?」
と質問してきたのです。
通常のホームページが誰でも簡単に書き直せることはないので、私の方で
「恐らく、口コミサイトかなにかでしょう。最近、そういうキュレーションサイトが上位に上がってきてるんですよ…」
と説明をしました。
メインサイトよりもそういうサイトが上に上がってくるというのは、ちょっと問題だと思います。
Googleにも真剣に対策をして欲しいところです。
しかし、最近の人工知能は、すごいことになっているので、日本語の解析もどんどん進化して、
それがオリジナルなのか、コピーなのか理解できるようになっていくのではないかと思います。
最近、キュレーションサイトに絡んで、オウンドメディアを運用しようという提案が多くなってきています。
価値あるホームページを作るのは大変ですね。