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Google Analytics がデータに保存期間を導入

ホームページを運営している方はアクセス解析を利用していることも多いと思います。
その代表として弊社でもよく利用しているのが「Google Analytics」。
この「Google Analytics」ですが、これまではいくらでも過去にさかのぼる事が出来ました。
(もちろん、Google Analytics設置時点よりさかのぼることは出来ませんが)
ところが、2018年5月25日より、このさかのぼれる期間が制限される事になります。
そのまま何もしないでいると、26か月になります。
そのまま…というのは、この「保存期間」はユーザーが指定可能なためです。
Google Analyticsにログインすると、親切なことに上に青色のバーが出て、your settings から簡単に指定する画面に飛べます。
(バーが出ない場合は、自力で設定画面を探してください。「設定」-「トラッキング情報」-「データ保持」で見つかると思います。)
analytics.png
設定の選択肢の中には「自動的に期限切れにならない」という、これまでと同じ動作になるものがあります。
これを選んでおけば良いでしょう。
5月25日を過ぎると、26か月より古いデータは消えてしまう事になります。
今のうちに設定をしておきましょう。
Googleがこのような制限を導入するというのは、ストレージ容量は無限ではないという事を改めて人々に知らしめる効果…は無いでしょうけど、無限を含むサービスというのはいろいろ厳しい事の表れなのでしょう。
■余談
それにしても、
 以前と同一になる設定が選択肢にあるのに、あえて違う(ユーザーが不利益を被る)指定をデフォルトにする
とは、さすがはIT界の皇帝陛下。
同じことをマイクロソフトがやったら、世界中のアンチMSな方々がMS非難の大合唱を始めることでしょう。
(MSはオフィスの操作系が毎度変わる事でいつも批判されていますが、アレは当人は改良しているつもりで、明確にユーザーに不利益を与えているわけではありません。「使いずらくなった」人は文句を言うけど、「使いやすくなった」人は何も言わない。そこに真理があります。)
もちろん、「以前と同一になる設定」をデフォルトにしたら期限を導入する意味がない訳ですが(^-^;
(既存はそのままで、新規のデフォルトを変える。というのが「ユーザーエネミーではない」企業の普通のやり方ですが。)
ログイン後の画面に目立つ青色のバーを出すあたり、さすがの皇帝も下々から不満の声が出ることを懸念しているのかもしれません。
(Chrome では出ましたが、FireFox ではバーは出ませんでした。それが使ったアカウントの違いなのか、ブラウザの違いなのかは判りませんが…)
ちなみに上の文、以下のように書くと印象がまるで違います。
 新たに制限をかける事にしたけど、ちゃーんと救済のために以前と同一になる設定も用意する
とは、さすがはGoogle様ですネ。
モノは言いようです。

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