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ホームページのアクセス解析ソフトについて

access.jpg
webサイトを制作すると、その効果を知りたくなるものです。
ただ、一口に効果と言っても色々な意味があります。
以前であれば「古くから営業している店が新しくサイトを作った」というケースのように「サイト作成前」「サイト作成後」の売上・来客の違いをざっくり体感で判断という感じでも良かったのでしょうが、既にサイトがあってそれをリニューアルした場合などは、そのような大雑把なものでは困るケースも少なくありません。
アクセスがどれくらい増えた
どこからアクセスが来た
お客様も「経験値」が増えていますから、色々な「値」を知りたくなるわけです。
そういったとき、昔から使われているのが「アクセス解析」というツールです。
最近ではGoogle アナリティクスを利用するケースが多いですね。
しかし、コレひとつあれば全て済むかというと、そうではないケースもあったりします。
Google アナリティクスは専用のスクリプトコードをhtmlに入れなければ動作しません。
リニューアルの場合、旧サイトには入っていないというケースもあります。
そうなると、「リニューアル後の様子は調べられるが、以前と比較できない」という問題が発生します。
それなのに、クライアントから「比較できるようにしてくれ」という要求も出たりします。
無いものとどうやって比較しろと?
(緑のペンで赤い線を引けという話は有名ですかね。)
そんなときに「無理です」と言っていたのではプロの名折れ。
そもそも昔のアクセス解析は、ページにスクリプトなど入れなくても、webサーバのログを使ってやっていたのです。
ただ、それを解析するツールが出すレポート表示が微妙なものだったのと、それを実行するにはサーバ運用の専門家並みのスキルが必要だったため、最近はあまり使われなくなっただけです。
(Google アナリティクスの解析結果はwebページ上での操作だけで見れますので、一般の方やデザイン会社や商社の方でも容易に解析結果を参照できます)
で、そのツールですが、高度な解析をしてその結果をわかりやすく表示できるものがあったりします。しかも、解析と表示を分離可能な形で。
weblogexpert.png
WebLog Expert Lite」というツールで、バージョンアップを重ねて今や9.3(2017年現在)。ちなみに10年前に窓の杜で紹介されたときは4.1だったようです。
昔のツールは解析ツール自身が解析結果を表示していたため、結果を見るには見る人が解析用の情報をサーバから取り出してツールに読み込ませ、ツールを操作する必要がありました。
(上で「サーバ運用の専門家並みのスキルが必要」と書いたのはこのため)
ところが、このツールは出力を自分の画面には出さずHTMLファイルを書きだすため、「結果だけ納品」が出来ます。
HTMLなら誰でもダブルクリックで見る事が出来ます。
そして解析内容も高度で「今時」の要請に十分応えてくれます。
ちなみにこのツール、公式サイトが英語表示で、ツール自身も英語表示しかありませんが、解析結果は日本語で出力できます。
(要Language Packs追加)
クライアントに英語を読ませるなどというクレームが来そうな事態も回避できます。
weblogexperthtml.png
とりあえず、リニューアル前後のひと月くらいは比較のためにこのツールで出力した結果を見てもらい、以後は新サイトに設置したGoogle アナリティクスで現状を自分で見ていただく。
こういった対応も出来ると思います。

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