今日は、一人で事務所にきて、YouTubeで参考になりそうな動画を見ていました。
いつも見ているビジネス系の動画だけでなく、自宅で時間を過ごすために参考になりそうな娯楽系の動画も見ていました。
今回は、タイトルにもあるようにwithコロナ時代にどのようにしてビジネスの舵を切っていけばい良いかという内容について、落合陽一氏の動画を参考にしながら話をしていきたいと思います。
その前に、YouTuberのマコなり社長の「社長が金を払ってでも見てほしい厨ニ病アニメ TOP10」という動画が非常に面白かったので、少しだけ紹介しておきます。
「社長が金を払ってでも見てほしい厨ニ病アニメ TOP10」
厨二病を自負するマコなり社長のオススメアニメ第1位が、STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)という動画でした。
マコなり社長はこのSTEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)の影響を受けすぎて、自分の会社のロゴマークに、:: コロンを入れていたそうです。(笑)
このSTEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)のアマゾンレビューを見ていたら、以下のようなコメントもあったので、俄然興味が湧いてきて、Netflixで見てみようと思っています。
Amazonのレビューもすごく評価が高いんですよね…
【落合陽一】東京の時代は終わるか?withコロナ時代の地方再興戦略
私が、この動画を見て、すごく考えさせられたので、自分の考え方を整理する意味もかねて、書いていこうと思います。
その動画は、【落合陽一】東京の時代は終わるか?withコロナ時代の地方再興戦略というタイトルの動画です。
この落合陽一氏は、私たちの時代だと誰もが知っている国際ジャーナリスト、落合陽一のご子息です。昔アサヒスーパードライのテレビCMにも出てましたよね。
その息子さんの陽一氏は、すごくクレバーで、観点が面白いので、とても注目しています。
この動画では、資本主義が、都市に人と物を集中させることで効率化を図ってきた、その仕組みが崩壊しつつある、到来するWithコロナ時代に向けて、地方が力を持つようになるんじゃないかという期待を語っています。
ゲストは次のような方々です。
●木下斉(一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス代表理事)
●林千晶(ロフトワーク共同創業者/代表取締役)
●樋渡啓祐(前武雄市長)
●村岡浩司(一平ホールディングス代表取締役社長)
●佐藤昭裕(感染症専門医)
地方に住む人間にとって興味深い話であると同時に、コロナによってこれまでのビジネスモデルが崩壊しつつあるなかで、私たちがどのようにビジネスの転換を図っていけばよいか、示唆に富んだ内容が語られています。
動画を見ながら、メモを取ったので、それを元に文章を整えていきます。
動画内の言葉は、色を青で表記します。
動画の内容
都市から地方へ、開疎化が進む
動画では次のような内容が話題に上りました。
地方創生=開疎化
上記のキーワード「開疎化」というのを見て、すごく気になったので調べてみました。
それで次のようなことが分かりました。
この開疎化というのは安宅和人氏が提唱されているらしいのですが、
「密閉」「密集」「密接」を避けて「開いて」「バラける」方向に進むことだそうです。
下記のページに見事に紹介されていましたので紹介します。
すべて東京に接続する今のシステムの限界
現在の東京中心のシステムの限界を理解しつつ、開疎化によって、都市と地方が役割を分担していく仕組みを作ることは急務だと思われます。
震災以前から、ずっと言われてきたことなんですけどね。
地方は、これまでインバウンドばかり見て、地元の人たちを見ていなかった。
インバウンドばかりに注目していたのは、札幌も確かにそんな感じでした。
デジタルだけで付加価値を作るのはすごく難しい。
確かにライブイベントなんかで、感じていた臨場感や、興奮など身体性を伴う価値を、デジタルが置き換えられるかというと、そこは簡単ではないですね。
次世代のVRやARが進んでいけば、そこまで行くのかも知れませんが、まだそこに至っていないのが現状です。
5感の中で、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚のうち、視覚、聴覚しかない世界(オンライン)でどのように触覚、味覚、嗅覚を補完して行くか、代替していくかを考えないといけないと思います。
ZOOM飲み会はすぐに飽きる
確かに最初は物珍しくて、流行るかも知れませんが、ずっとそれを続けられるかといえば、面倒くさい気がします。
身体性を伴うツール、インスタグラムぐらい。
withコロナで生まれる三段階の流れ
落合氏は次のようなことも語り、言われてみると確かにそうだな~と彼のモノの見方に感嘆します。
モノは移動している。
デジタルはもっと高速に移動している。
人間が一番重たい。
デジタルは軽いけど、そこで我慢できないって人にフィジカルな付加価値を直接行かずにどう与えるか。
先日、YouTubeでサカナクションの過去のライブがストリーミングされて、それを見ていたんだけど、実際のライブとは臨場感や、高揚感が全く違うんだよね。
スーパーチャット(投げ銭)もそんなにたくさんの金額集まらないしね。ほとんどチャリティみたいなものですね。
オンラインで一生懸命やる業者が伸びる
九州バカという異名を持つ村岡浩司氏は、次のように語っていました。
ネットで商品を価値を伝えてそれを届ける。
地方で、やっていた人たちは、いま起きてる変化を、ある意味では追い風にできている。
インターネットでは受注が殺到している。
生産が追いつかない。
確かに、家から出ないように求められている状況では、このようなデジタルシフトは、当然起きてくるだろうと思います。
弊社のお客様でも、物産展などで、売上をあげてきたが、ダメになったのでネット販売にシフトしたいという相談を先日受けました。
飲食店は、ネットでモノを売ることを真剣に考えないといけないと思います。
withコロナで起きるビジネスシフト
ただ、議論の中では次のような懸念も出ていました。
ネットとリアル、今後はどちらに軸足を置いていくか?
ただし、見方を変えれば、新しい業態が伸びる可能性がありそうです。
落合氏には、次のビジネスモデルが、見えているようです。
居酒屋さんから自宅に。
高付加価値のものは、相当お金を払わないと得られない。
高額のケータリングサービスみたいなものが、富裕層向けにどんどんと出てくるかも知れませんね。
あとは、庶民的ですが、マスクづくりにミシンが売れているみたいに、自分の家で完結するDIYキットのようなものが、出てくるかも知れません。
動画のまとめ
落合氏は、次のようにまとめておりました。私もだいたい同意します。
ぱっと考えると、希望が見えない感じですが、
私も自分が持っている知識をフル動員して、乗り越えていきたいな~と思います。
おまけ
前武雄市市長の樋渡啓祐氏は、次のように言っていました。
ず、ずるい
私の私見ですが、都市に人と物を集中させることで効率化を図ってきた、その仕組みが崩壊しつつあります。
やはり最後涙が止まりませんでした。
素晴らしい作品です。