私の会社で東京の会社をサポートしているんですが、ZOOMを使ったライブイベントが活況です。
もともと、東京のお客さんとは、ZOOMでやりとりしていたんですが、それが、単なる打ち合わせだけではなく、実際の集客でZOOMを使うようになってきました。
ZOOMは昨年まで、1000万人くらいしか会員がいなかったのに、今回の新型肺炎で会員が2億人に膨れ上がったらしい。
セキュリティの問題なども取り沙汰されていますが、ZOOMもすぐに対応するでしょう。
ZOOM飲み会からの~
先月、開催された神田昌典先生のセミナーでも、ZOOM飲み会も、すごく人気だと言っていました。
私は、お酒が弱いんで、よく分からないのですが、盛り上がるんでしょうね。きっと…
知り合いも、ZOOM飲み会に参加して、すごく楽しかった言っていました。
ZOOM飲み会で意気投合して、「今度は一緒にビジネスしましょう」とか、なるんですかね。
しかし、一度この便利さを覚えてしまうと、人間なかなか昔の生活に戻りたいとは思わないので、ライフイベントをどんどんオンラインで置き換えていこうという流れは止められないでしょうね。
最近は、結婚式をZOOMでやってしまったりする場合もあるそうです。
だって結婚式って、三密になりますからね~
新型肺炎は、人類のデジタルシフトを、一気に進めさせたよね。
オンライン講座を自前で作ろう
少し前のブログでも話をしましたが、神田先生は最近、オンライン講座を作ることを進めています。
20年近く前に、見込み客(リード)を集めるために用いられたのが、小冊子でした。
神田先生の初期の著書では、小冊子を使って集客を行う方法が紹介されていました。
オンライン講座は、昔の小冊子と同じような機能を持った、ブランディングやリード収集に利用できるものだと思います。
小冊子は印刷するのにお金がかかりましたが、オンライン講座であれば、そこまでお金はかかりません。
オンライン講座を行うためには、いくつかのプラットフォームがありますが、お金をかけずにやる方法もあるはずだと思い、調べてほとんどお金をかけずに実現する方法を見つけました。
オンライン講座をほとんど無料で開設して、受講費用も受け取ることができる方法です。
それをこれから紹介していきます。
その前に、LMS(Learning Management System)について少し説明をさせてください。
LMSについて
オンライン講座を、構築するためのシステムのことを日本語では学習管理システム、英語ではLMS(Learning Management System)といいます。
LMSというのは、ただ学習のためコンテンツを配信するだけではなく、学習者の学習状況の把握や、履歴の管理、学習が完了した時点のテストを行ったり、アンケートを行う機能を有しています。
日本や海外でも、様々なサービスや、有名企業が存在します。
おそらく日本でも最も有名なのは、Udemyでしょうか?
ベネッセとも提携しています。
Udemyで講座を開設することができますが、競合がたくさんいるため、なかなか受講者を集めづらく、しかも利益配分は、通常50%もUdemyに持っていかれます。
講師が発行したクーポンで受講する場合は、96%講師に入りますが、自力での集客が必要です。
Udemyをやるもの一つの手だと思いますが、リードマグネットとしては少し違う気がします。
WordPressで行うLMS
いつもよく使っているWordPressで、しかもほぼ無料でできないかと考えていたら、見つけましたよ。
WordPressで、LMSを実現するプラグインを!
WordPressでLMSを実現するプラグインには以下のようなものがあります。
- LearnDash
- Sensei LMS
- LearnPress
- LifterLMS
他にもあるんですが、メジャーなのは上の4つくらいかなと思います。
LearnDashとSensei LMSは継続課金で有料なので、こちらは選考から外しました。
そして、LearnPressとLifterLMSはコアモジュールは無料になっていて、やる気になれば、無料で作れそうなので、どちらかを選ぶことにしました。
検索して調べたところ、LearnPressでLMSを実装して、その作り方を紹介しているページがいくつかあったので、まずはLearnPressを使ってみることにしました。
LifterLMSも今度入れてみたいと思います。
LearnPressを使う
LearnPressのプラグインのページは、こちらになります。
見ていると、まだ翻訳されていないとありますが、日本語は54%ほど翻訳されているので、ここから落としてきて、プラグインのlanguageフォルダに突っ込めば、ある程度日本語化されます。
私は、プラグインのサイトから、プラグインをダウンロードしてきて、WordPressにインストールしました。
そして、上記のURLから日本語ファイル(po/mo)をダウンロードしてきて、languageフォルダに入れました。
翻訳をしてくださった方ありがとうございます。
Education LMSを設置
プラグインが入っても、テーマがLMSに対応していなければ、これをインテグレーションするのは結構難しいかも知れません。
WEB制作者の備忘録というサイトにLearnPressに対応したテーマがあると書かれていたので、そちらを使うことにしました。
WEB制作者の備忘録の運営者さんにも感謝です。
それがLMS用のテーマ Education LMSです。
試しに入れてみましたが、たしかにLMSに最適化されていて、これを入れるだけでLMSっぽいサイトになりました。
PayPalで課金設定を行う
有料のプラグインを入れれば、StripeやWoocommerceなども使えるようですが、LearnPress無料版では、PayPalだけが使えるようになっています。
LearnPressの通貨設定で日本円に設定をしておけば、日本円での受講料金の設定ができました。
Chromeでは、PayPalの決済画面にきちんと飛びましたが、Firefoxではくるくるとローダーが回って先に進まないので、もう少し調べてみます。
まとめ
WordPressでLMSを実装しようとしましたが、まだ完全な日本語化がされていないのと、実践例が少なくて、発展途上の感じがしました。
しかし、翻訳を進めている方がおられてとても希望が持てました。
まだテスト用に入れてみただけなので、これから本格的に構築していきたいと思います。