アウトプット前提で行こう! 樺沢紫苑『インプット大全』出版記念セミナー in 札幌に参加して

読書

樺沢紫苑『インプット大全』出版記念セミナー in 札幌に参加して

2019年9月14日にTKP札幌ビジネスセンター赤れんが前で開催された
樺沢紫苑『インプット大全』出版記念セミナー in 札幌に参加してきました。

札幌出身の樺沢紫苑先生は、このイベントのコーディネイトをしてくれている石田宏実を通して、ウェブサイトのデザインもやらせていただいたこともあって、札幌でイベントを行われる場合は、ほぼ欠かさず参加しています。

私も出不精というか、イベントに参加するのは面倒に感じたりすることがありますが、出ると必ず刺激を受けたり、インターネットの検索では得られない気づきや学びを得られるので、参加した後は、すごく成長した気になり、今後の向けてのモチベーションを得られるのでこういうイベントに参加するのは重要だなと思います。

樺沢先生がセミナーの中で何度も何度も、インプットした後、アウトプットすることが重要だと語られていたので、学んだ内容をまとめる意味もかねてブログに書くことにしました。

インプットの97%は無駄!?

セミナーの最初の方で、この一週間でインターネットで見た情報を書いてくださいというワークがありましたが、私は毎日のようにスマホでニュースを見ているのですが、実際に書こうとすると3つくらいしか書くことができませんでした。

ええ? かなりの数の情報を見ているはずなのに!!!

自分でもこの記憶の乏しさ、正確に認識できていない事実に驚きました。

1日に20個情報を見たとすれば、一週間で140個情報を得ているはずです。それなのに、
3つしか、覚えていないとは!

本の中でも語られていますが、平均で4個くらいしか覚えていないそうです。

ということは、140分の4で約3%、97%の情報は吸収されていないということですね。

どれだけ時間を無駄にしているのか愕然とするばかりです。

インプットは、「量」より「質」を重視

上記のことから分かるのは、情報を洪水のように浴びても、もしかすると潜在意識に残っているかも知れませんが、ほぼ役に立たないということになります。

ですからきちんと目的を持って、それを吸収できるようにすることが大切です。

本では、インプットは「質」が先で、「量」はあとですと書かれています。

セミナーでは、速読、多読よりもきちんと読み込む深読が重要だと語られていました。

私も昔ある本で、速読を身に着けようとしましたが、上記の内容を学んで、深読派に転向しようかと考えています。

その方が、経済的にも優しいですねww

アウトプット前提=AZで行こう!

セミナーでは、樺沢先生がかなりこのことを強調されていましたので、おそらくこのことが、今回出版された、『インプット大全』のキモだと思われます。

私もこのセミナーの中で、かなりインパクトがあったというか、この思考を身につけることで、情報の入出力のクオリティが、断然違ってくるんじゃないかと思うので、このブログを読まれる方にも紹介しておきます。

それは、

アウトプット前提=AZで行こう!

というコンセプトです。

樺沢先生も、AZにたどり着くまでに、Output ZenteiでOZだとかいろいろと考えたけれどもどれもしっくりと来なくて、最後にアウトプット前提のローマ字の頭文字を取って、AZになったそうです。

確かに日本人は、英語のOを頭に持ってこられてなかなかピンと来ないですよね。

ローマ字読みで、アウトプット前提=AZとしたのはナイスアイデアだと思います。

シンプルかつ直感的に分かりやすい概念じゃないと広まりませんから、AZとしたのは素晴らしいと思います。

ちょっと話がずれたので、戻しますが、アウトプット前提で考えるというのは、究極の目的思考というか、逆算思考で、私もこれなら、余計なことをせずに効率よく情報のインプットができるようになると思います。

本の中では、心理的プレッシャーがかかり緊張状態になると、脳内物質のノルアドレナリンが分泌され、集中力、記憶力、思考力、判断力が高まると書かれています。

脳科学的には、そのような仕組みなのでしょうね。

感想を前提に読む

これは読書をする際に、どのようなことを意識したら良いかということで、紹介されている複数の項目の中で、私がこれから意識したいと考えている内容です。

本の中で「深読」のための格好のトレーニングが、読書感想を書くことと紹介されていて、
感想を前提に読むと「他人に説明できるレベル」で読むようになるそうです。

そうすると、理解するレベルが変わり、自己成長が加速するということです。

よく言われることですが、人に教える立場になることが、一番勉強になるというのは、これに近いかも知れません。

人に教えるためには、どんな質問が来るか分からないため、プレッシャーがかかるので、ノルアドレナリンが出て、集中力、理解力が高まるのでしょうが、これと同じで漠然と読むのに比べて、他人に説明するという、プレッシャーが理解力を高めるのに役立つのでしょうね。

スマホを制限する

樺沢先生とか、あの情報発信の量を見ていると、さぞかしすごい時間、ネットの情報に触れているのだろうなと普通考えると思いますが、実は、ネットにふれる時間はあまり多くないそうです。

これは、前に懇親会で聞いたので確かな情報で、ネットにふれる時間をセーブしているようです。

本では、SNSやスマホは、「1日1時間以内」が理想と書かれています。

SNSやスマホを長時間使うほど、集中力は低下し、注意散漫となり、仕事効率や学力も下がり、幸福度も下がるそうです。

私も最近、かなりスマホや、You Tubeの動画を見ている時間が長いので、セーブしようと思います。

樺沢先生が話の中で、時間術大全 人生が本当に変わる「87の時間ワザ」という本を紹介してくれたのですが、この本の中で、Googleに務めていた著者が、「ネットは最低限しか使わない」ことを奨励しているのだそうです。

早速、私もこの本を購入しました。

インプット直後にアウトプットする

自分の記憶の中、インプットした情報を長期に留めるためにした方が良いことが、インプットの直後にアウトプットすることだそうです。

やっぱり鉄は熱いうちに打てではありませんが、インプットした直後にアウトプットすることが、記憶に残すためには必要なことなんですね。

私もセミナーで学んだことを、早くアウトプットしないと忘れてしまうと思い、今、
取ったノートと、『インプット大全』の本を開きながら、この文章を書いています。

そういえば、エビングハウスの忘却曲線というのがありましたよね。

復習しないとどんどん忘れていくというのが…

これに近いものだと思いますが、アウトプットすることは、記憶の定着に役立つことは確かだと思います。

脳内情報図書館を構築する

目標達成を実現する「マンダラチャート」

大谷君が「8球団からドラフト1位指名を受ける」という目標を達成するために作ったと言われているのが、マンダラチャートと言われるものです。

3×3の9マスの枠で構成されるマトリックスのようなもので、9つのマスの真ん中にテーマを書き込み、周辺のマスに関連項目を入れていくものです。

樺沢先生は、脳内情報図書館という言葉で説明していますが、このようにして、自分が興味を持っていることを可視化しておくと、情報の整理に役立つのだそうです。

ちなみに『インプット大全』を購入すると、この本に挟み込まれたちらしに、このチャートのダウンロードアドレスがついてきます。

マンダラチャートに関心を持って、ワークをやってみたい方は、本を購入されると良いかも知れません。

キッタナイ字ですいませんが、私が書いたマンダラチャートのさわりをアップしておきます。

何かの参考になれば幸いです。

ということで、2019年9月14日に参加した樺沢紫苑『インプット大全』出版記念セミナー in 札幌の個人的な感想ならびにまとめをブログにアップしました。

これからAZで行けるように頑張りたいと思います。

それではまた!

追伸、

セミナーの参加後は、懇親会に参加して、楽しい時間を過ごしました。

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