2019年は、Googleの強烈で頻繁なコアアップデートにより、今まで検索順位の上位表示されていたWebサイトが一気に順位が下がり、対応に困っている人は非常に多いのではないでしょうか。
しかも、残念ながら正確な答えもないことから手探りで合っているのかそうではないのかの判断をしなければなりません。
Googleの検索順位を良くするためには、時間もかかるためなるべく効率的に、信憑性の高い施策をしていきたいものです。
今回は、Googleが推奨するYMYLについてお話しますので、ぜひ参考にしてみてください。
YMYLはお金や生命に関わる内容がメイン
Googleは2017年より、検索順位における品質評価ガイドラインを定めました。
数あるガイドラインのなかでも、YMYLがとても重要になってきます。
今後Webサイトを運営するにあたり、YMYLを知っているのかそうではないのかで、検索順位に大きな影響を与えます。
YMYLとは、Your money Your Lifeの略を表します。
つまり、お金や生命に関する内容をGoogleは重要視しています。
それはなぜでしょうか。
無限にあるWebサイトのなかで、信憑性のない情報が検索順位の上位にいたとしたら、ほとんどユーザーはウソだろうがホントだろうが信じてしまうものです。
例えば、「この水を飲んだらガンが治ります」という情報があった場合、何人かは信じてその水を購入してしまうことでしょう。
当たり前ですが、そんな夢のような水なんてありません。
最悪その水を飲んで、健康を害してしまったらGoogle社への評価が下がりクレームへと発展してしまうことでしょう。
2017年くらいまでは実際にそのような信憑性のないWebサイトが、大量に上位表示されていたこともあり、Googleが締め出しするように決定しました。
〇YMYLに該当するジャンルは多岐にわたる
実は、YMYLが意識されてきた2017年では医療に関するWebサイトだけが対象でしたが、時期を重ねるごとに、ジャンルがだんだんと増えてきました。
例えば、ショッピング、お金、医療、法律、国際的なニュースなどがYMYLに該当しています。
よく考えてみると、お金や医療はもちろん、ショッピングや法律、ニュースなども何ら頭の形で生命やお金に関係していることが解るのではないでしょうか。
もし、これらのジャンルでWebサイトを運営するのであれば、しっかり対策をしておかないとGoogleが良しとする基準に満たさないため、永久に検索順位の上位は目指せません。
逆に、信憑性のあるWebサイトだけを上位表示にすることで、誰もが安心して情報収集ができるというわけです。
YMYLとE-A-Tとの関係性とは
YMYLとは別で、Googleが検索順位の上位させる指標として掲げているのがE-A-Tです。
このE-A-Tとは食べ物のことを言っているのではありません。
E=Expertise(専門性)
A=Authoritativeness(権威性)
T=Trustworthiness(信頼性)
この頭文字をとってE-A-Tと言われています。
つまり、Googleは専門性・権威性・信頼性に重きを置いているというわけです。
質の高いコンテンツを作成するためには、誰が作成したサイトなのか、運営元はどこなのか、信憑性のあるコンテンツを示してあげることが重要です。
各コンテンツのE-A-T対策をしっかり行うことで、訪問ユーザーも安心して情報収集ができますし、なによりGoogleからも評価をしてくれます。
YMYLやE-A-T対策を行うために絶対にやっておくべきこと
では、実際にYMYLを意識してコンテンツを作るためには、どのようなことをするべきなのでしょうか。
〇絶対に誰にも負けないくらいの専門知識を身につけること
Googleの検索順位を上位にするためには、専門性が必要です。
例えば、医療のコンテンツを作成するなら現役の医者が作るとまさに専門性という基準は明らかに達しています。
逆に、Webの情報だけを拾ってきて記事にするようなものであれば、専門性があるとは言えません。
ですから、どのジャンルでもその分野でイチバンと思えるような専門家になることが重要です。
もしこれからその分野でWebサイトを作りたいのであれば、Web上のデータはもちろん、書籍やそのジャンルを体験してみて新鮮な情報を取得するようにしましょう。
また、どうしても自分では専門的ことが難しいのであれば、専門家に依頼をしてみたり、記事の監修をしてもらったりするのもベストです。
〇誰がコンテンツを作成したのかを表示させること
権威性や専門性をより高めるために、このコンテンツは誰が作ったのか、誰が監修したのかが重要になってきます。
すごい真っ当なことを書いているのに、実際に誰が書いたのかが解らないようなものであれば、信用していいのかどうかなんて解らないものです。
例えば、「ガンが治る方法」という内容で記事を発見した場合、コンテンツ内に現役の医師のプロフィールがあったとしたらどうでしょうか。
かなり納得して読み進めることができるため、かならず「この記事を書いた人」「この記事を監修した人」という表示をするべきです。
もちろん、その分野にどれだけ関係してきたのか、資格はあるのかなどの明記までしてあげると、とても親切です。
〇怪しいと思う情報は絶対に公開しないこと
Googleの検索順位を上げるためには、信用性のある情報を発信しなければなりません。
つまり、1%でも怪しい、自身がないと思うような情報はアップするべきではないということです。
1%を0%にするために、とことん情報収集を行い誰が見ても大丈夫と思ったときにはじめて公開するようにしましょう。
情報収集方法としては専門書籍を読みまくったり、発信元のWebサイトから情報収集をすることが重要です。
YMYLのまとめ
Googleの検索順位をより高めるためには、YMYLはスルーできません。
しかも、YMYLに関するアップデートは頻繁に起きているため、今後もジャンルが増えたり内容の精査を行うことは予想できてしまうものです。
ですから今のうちに、YMYL対策をしっかり行い基礎固めを行うこと。
Googleアップデートが起きたとしても、検索順位がブレないようにすることが重要ではないでしょうか。
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